TOPIX連動の投資信託について
前回、NISAについてちょっと触れた。
blackboll.hatenablog.comで、今回はなんでNISAでTOPIX連動の投資信託を選択するのかという話。
前回の記事で、NISAの利益試算でTOPIX連動の投資信託で計算した。
120万円をTOPIX連動の投資信託に投資した場合、 年利はTOPIXの年間騰落率として、4.84%として計算する。*1 5年間で複利計算すると、以下の通り。 A=120(1+0.0484)5=151.99A=120(1+0.0484)5=151.99 結果、120万円が151万円として戻ってきて、 利益は31万円となる。
株式投資(NISA)のお話 - BlackBoll’s blog
理由としては、一番安定して利益が出ると思っているから。
TOPIXはざっくり言うと、大手の株式会社の平均値のようなイメージ。
平均値なので、大きな値動きをしないけど、安定しているってメリットがある。
あと、株式会社は基本的に利益を出すことが仕事なので、
一般的にはプラスの利益が出るし、出るように頑張っているので、
株価も大手の株式会社を平均すると若干プラスの利益が出るような形になる。
120万円投資した場合の時価評価額の推移をグラフにしてみたのが下のグラフ。
データは実際の株価とTOPIXのデータを元にしていて、
期間は2016年3月~2021年2月の5年間。
- 青線:TOPIXの値動きをそのまま株価として使用。800株。5年後+38%
- 橙線:某通信会社の株価を使用。200株。5年後+269%
- 灰線:某音響機器メーカーの株価を使用。4400株。5年後-3%
- 黄線:某ゲームメーカーの株価を使用。9900株。5年後-97%
あくまでも株価データを元にしたもので、実際に投資した結果ではないので注意。
グラフを見ると、5年間維持し続けた結果、投資先によってかなり差が出ている。
橙線の株に投資できれば利益はかなり出るけど、
前回言った通り、どの株が上がるかなんて分からない。
投資したら5年後に下がってましたなんてこともある。
なので、長期投資するなら、比較的安定しているところがベター。
5年後確実に伸びてる業種が分かるなら、業種で絞ってもいいかもしれないけど、
最近のコロナは誰も予見出来なかったし、
3年前とかに飲食系の株価が下がると予測してた人は恐らく居ないでしょう。
リスクを取ってもいいから大きく儲けたい場合は、
TOPIX連動ではなくて、業種を絞っている商品(通信関連企業とか絞ったやつ)とか、
海外(特に新興国)とか、色々調べてチョイスするのがいいかも。
|